クリスマスイブといってもクリスチャンでは無い私には何の感慨も無い。街中に住んでいたときは、クリスマス色に染まる街並みに踊らされて心が高揚したものだが、田舎にひっこんでいる今、辺りにはクリスマスの到来を知らせてくれるものは何も無い。
但し、我が家の中3になる娘だけはキラキラしたホワイトクリスマスを夢見て受験勉強もほったらかしでときめいている。親の好みでお店一つ無い山中に住まわされている娘に取って、クリスマスは年に何度と無い一大イベントに違いない。
昨日はクリスマスツリーの飾りつけ、今日は朝早くからケーキ作りに勤しんでいた。幼かった娘がいつの間にか自分でケーキを作るまでに成長したのだなと思うと感慨深いものがある。子どもの成長は速い。そして、きずかぬままに私は年を重ねている。
娘の浮き浮きした表情を眺めながら飲むワインは心地よく口腔に広がり、いつもより早く酔いが回ったようだ。
何か書こうと思ったのだが、キーボードがくるくる回り始めるような気配を感じて指が先に進まない。遠征仕入れ帰りでのんびりした数日を過ごしたが、明日からは本箱を10本作る仕事が待ち構えている。年末のこの時期にとも思うのだが、来年のスタートダッシュを目標に今年の仕事納めはもう少し後になりそうだ。
明日がホワイトクリスマスであるように願いつつ、ベットに向かう事にしよう。
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