ゆるんだネジ

朝日とともに目覚め、夕日とともに床に就く。
そんな生活をすれば1日の平均睡眠時間は12時間になるのかな。
冬は長くなり、夏は短くなる、短い夏にしたところで8時間は眠っている事になるだろう。
自由業で人と会うことも出張買取以外はめったに無い。外的な圧力も、内的な規律も失うと人はどうなるのだろうか。目覚ましをかけないで寝ていると私の場合は睡眠時間が10時間程度になり、1,2時間ずつ1日のサイクルがずれていく。1日が26時間ぐらいだと、サイクルが合うのだが、地球はほぼ24時間に1度自転している。どうにもサイクルが合わないのだ。
どこか社会という枠組の外に暮らしているようで、午前3時にブログを書くというおかしなことになってしまう。家庭の中でも私は外の人になってしまっている。生活時間が無軌道なのだ。無軌道というよりは軌道修正を忘れてしまっている。どこか非社会的になっている。もちろんローズに怒られ、時々は軌道修正を試みるのだがいつのまにかずれている。太陽が昇る前に眠る事、それがさしあたり、社会化への第一歩だ。
たぶん、出張買取が少ないせいだろう。毎日のように買取があれば、そうそう寝ているわけにも行かない。眠い目をこすりながらでも、買取に出かけるだろう。外的要因に頼らないとまともにいきていく事ができないってところがあまりにもなさけないような気もする。いや、はっきり言って情けないのだ。セルフコントロール能力ゼロ。そんな人間は、人様に使われて初めて社会化するのかもしれない。
自然に生きるって事と自堕落に生きるって事は違う事なんだろう。1日が24時間の世界に生きていると、身体の自然に任せて生きている私のサイクルはずれていき、24時間サイクルで動いている社会の目から見ると自堕落極まりない。もし、地球の自転が26時間周期になれば、私のサイクルと地球のサイクルが一致する。私は、労せずして社会に適応できる。そうすると、今まで24時間周期で生活してきた社会の方はどうなるのだろうか。きっと、多少の戸惑いの後、社会は26時間のサイクルで動き始めるだろう。
1日を26時間とするのは混乱を招くので、地球の自転を24で割った、今よりもゆったりとした1時間が制定される事になるだろう。
そうなった時、もし、私が午前3時にブログを書いていたとすればどうだろう。それこそ、自堕落そのものだ。何の弁解もできない。でも、なんとなくそうなっているような気がするから怖い。
きっと、どこかに緩んだねじがあるのだろう。さっさと見つけて締め上げたほうがよさそうだ。

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