古本屋の事務所移転顛末記(1)

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昨年末に借りる事が決まった事務所兼倉庫ですが、元縫製工場で10年近く使われずにいたようです。中はテニスコートが1面楽に取れる程度の体育館のような仕切りの無い広いスペースで、初めて見た時はその広さに圧倒されましたが、何度か通ううちになれました。
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天井は一部雨漏りのあとがあり、トイレの壁には大きなカビの跡とメンテナンスの悪さが気になりましたが、家から近いので良しとしました。
床はフローリングで根太が30cm毎に入っているようなので、重い本を置いても大丈夫のような気がしますが、塗装がはがれ、出入り口周辺は表面が傷んでいます。先ずは床にニスを塗る事になりました。
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サンダーで床の表面を磨きましたが、シミや汚れは容易に取れないので簡単に済ますことにしました。2リットル缶の半艶のニスを2缶とペイント薄め液で約1万円の出費です。前日に塗って翌日行きましたが24時間たっても一部まだ乾燥してない所がありました。サンダーでの床表面研磨が不十分だったせいか、ニスを塗ると余計に汚れがくっきりと浮き出てしまい、ニスを塗ったのが良いのやら悪いのやら頭を抱えてしまいましたが、とりあえず良しとします。
新しい本箱も必要になるので180cm×200cm程度の本箱を12箱作る予定でホームセンターに行ったのですが、それに必要な、パイン材やダボが足りず不足分が入荷するまで1週間以上かかると知り、ガックリきました。とりあえずあるものだけを完成させようと思っています。
広いスペースを暖房するのは経費がかかりすぎるし、温度の急激な変化は本のためにもよくないので、事務所部分の仕切り等も作る事になるので、まだまだこれからです。
12日から1週間ほど東京に出かける予定なので、しばらく仕事は中断しなければなりません。

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